知って欲しい!鋳物原料(鋼材屑)品質低下の実態

ミズカミの品質保証

近年、地球規模での環境保存、資源保護の運動が高まっています。
産業や生活に欠かせない鉄についても、限りある資源としてリサイクルの重要性が増してきています。
鉄は再利用が可能な資源ですが、製品によって含まれる成分が異なるため、新たな材料とするためにはその一つ一つを分別し、生まれ変わる製品に合わせて再資源化しなければなりません。

鋳物原料に取り組む企業の中には、徹底した分別(材質管理)を行う事なく販売しているのが見受けられます。
近年、鋼材の薄肉強靭化になり、Mn(マンガン)、Cr(クローム)、Mo(モリブデン)、Al(アルミ)、Cu(カッパー)、Sn(すず)等が特に目立つようになって来ました。
適さない原料を鋳造することによって、割れやゆがみが発生してしまいます。製品(商品)にならなかった素材は再びスクラップ業者へと運ばれ、再び鋳物原料として利用されてしまうこともあります。

ミズカミでは鋳物原料の純度・品質向上にこだわり、徹底した選別・分析機を使用した高精度な材質管理・仕分けを行っていますので、鋳物に適した原料のみを提供することが出来ます。


■分析サンプル1【鋳物原料不適合品】

鉄鋼生産の激化が進み、国際競争が激しくなってきています。日本の製鉄メーカーは生き残り策としてより精度の高い製品作りが要求されるようになりました。

そのため、今まではあまり使用のなかったレアメタルを混合する場合が多くなり、このことで鋳造原料として使用不可能材、又は使用困難な商品が多くなりました。

上図と■分析サンプル2【鋳物原料適合品】とを比較すると、レアメタル混入の割合が高いことがお分かりいただけると思います。
(Cr・・・クロム Mo・・・モリブデン Ni・・・ニッケル Cu・・・銅)


■分析サンプル2【鋳物原料適合品】

高炉メーカー製造のSS400材。鋳造原料としては最適品です。高炉メーカーでも全製造中の2割でしかありません。

当社ではこの材質品をより多く集め、鋳造工場に安心して使用していただくよう努力しております。